アリゾナ日記ラスト

この3ヶ月、色々と思ったこととか少し纏めてみようと思います。
滞在中に書いてるものもあります。




いろんな偶然があって今こうやって、アメリカのベッドで寝てるんやなーと
バキさんちのベッドに寝転びながら、天井を見つめて思います。

私がネットゲームというものに初めて出会ったのも、
大学の同級生に誘われてからだったし、いろんなゲームを渡り歩いて
偶然大航海時代に落ち着いて、大航海時代の料理について
もっと知りたいなと思ってネットを徘徊していたら、
偶然バキさんのブログを見つけ、
私のブログに紹介したことがきっかけでバキさんとも知り合って。
知り合ったといっても、別鯖でプレイしてはったし、
ゲーム内でも、もちろんリアルでもお会いしたことはなかった。

ところが、私の就職活動関係の愚痴をブログに書いた所、
それを見たバキさんから『日本で腐ってる位なら』とコメントを頂き、
渡米が実現したという。嘘のような本当の話。
いまだに自分でも「ありえねー!」って思います。
でもこれが現実だし、今現にアリゾナの空気吸ってる。
バキさんにはこんな機会を下さった事に感謝です。


コメントを頂いた時は、何十回読み直したかというほど衝撃で、
呆然としていたけど、同時に『このチャンスに行かなくていつ行くんだ』
という、身震いというかそんな気もあったと思います。
コメントのことをマディにその日のうちに話をしましたが、
その時点で私の心の中は決まっていました。

同棲スタートの予定だったのを延期して、一緒にアメリカに行かないかとマディに持ちかけて、本当にアメリカに来てしまいました。
突拍子もないことに、マディのほうがびっくりしただろうなあw









さて、アメリカに行って、また帰国してから改めて、
日本について思ったことがいくつかあります。

第一に、日本はバカの集まりだということですw
海外のものをパクるんでなく取り入れて、自分流に極めちゃう。
しかも、極めちゃう領域も変態レベルだと思います。
さらに応用させて一歩上のものも生み出しちゃう。
でも、0からは生み出せないんだよね。
欧米は0から生み出すことにかけては、強いと思います。

その極めた先にあるのが、素材そのもののよさを
大事にするってことでないかなーと思います。
木材であったり、海産物、農作物、全てにおいて。
『究極の素材を使い、究極のモノを作ります』なんてキャッチフレーズ
日本じゃおなじみでしょう?

アメリカは素材のよさではなく、最終的な味付けが大事みたいな。
だからこってこてにテリヤキソース塗りたくったり、
スポンジが見えないくらい原色クリーム乗ってたり。
あとは開拓時代のこともあるのかな、保守的な人は食事が同じ感じ。
ひどいと、レパートリーはそれだけになったりするそう。
映画でも見るような、マッシュポテト、グリンピース、コーン、
かりかりベーコン、ソーセージ、パンケーキ、はちみつ、バターの
朝食に始まり、肉汁無しぱっさぱさの何ポンドもあるお肉、
リブステーキ、大量のコークの晩御飯に終わるような。

食べ物だけでなく、電子機器などの品質も同様。
そういった物々の品質に関しては日本が素晴らしいと思いました。
これはよく聞く話ではあるけども、目の当たりにすると
日本が誇らしく感じるところです。





反面、日本の未熟なところっていうのが
上記をハード面とするなら、ソフト面が未熟なのかな?
民主主義って一概に言っても、アメリカの民主主義と
日本の民主主義はやっぱり違う。

簡単に例えるなら、学級委員長と副委員長が、クラスの人に対し
議題を出し意見を集めたとする。
それを元に、委員長側が権限でもって決断するのがアメリカ。
それを『ではこちらでもう一度話し合ってみます』といって、
委員長と副委員長でまた話し合いがもたれるのが日本。

簡単に言っちゃってるけど、アメリカの場合クラスの人たちが出す意見も、
周囲の目を気にせずに私はこうだという自律した意見を持っていて
議論が常の環境があって、でも最終決断は長だという
メリハリの利いた土台が出来ている。
日本はそれがないから、政治家も国際社会の話し合いの場で
遅々とした話し合い劇を繰り広げて、進展しないのでは?
政治のみならず、身近なことでもそう。
DOL内の商会とかでもあるかもしれない。

リーダーがリーダシップのもと、周囲の意見を集めた上で
決断したことでも、下からの「なんで勝手に決めるんだ」というヤジや
不満があったりするわけ。おかしいよね。


私の、大学時代のクラブの講師がおばあさんの先生で、
勝手に名づけるなら『アメリカ的リーダーシップの取り方』を
厳しく身につけさせる人でした。
だから部員全員が必ず何かのリーダーになりました。
最初は私もそれは横暴じゃないのかって思ったりもしたけど
実際リーダーをやってみて『埒が明かないし本当のリーダーシップってのは、
決めることはびしっと決めないといけないんだ』って身に染みて分かりました。
上記に書いたような、集めた意見を元にまた話し合いをしちゃうようなことを
先生の前でやらかして、こっぴどく怒られたのはいい思い出です。

やりたいことはやりたいと言うし、断ることは断る。
日本人の民族意識的に、お人よしな所はアメリカ人には一切無い。
これもまたよく聞く話だけど、アリゾナに来て改めてよくわかったと思う。




また、日本人には我を通すのは若いからとか、
『まぁまぁ、君も青いね』とか言う風習があるけど、
これってアメリカ人から見たら、我を通して当たり前。
自分の意見を言ってるだけであり、若いもクソもない。
若いねwとか言う人に限って、自律した意見を持たず
周囲に流されたり、なぁなぁで生きてるってことだと思う。
出る杭は打たれると思ってるから、程ほどの人生を歩もうとする。
傷つくのがイヤだから、周囲に期待もせず特に声を張り上げることもない。
こういう人間が、日本社会を腐らせてると思った。
アメリカはこういう所はやっぱり進んでるから、
日本も見習うべきだと思う。
ただ、某大統領のように暴力も介在させたリーダーシップはダメだと思う。



いっぱしに意見を言ったっていいじゃない。
それが例え間違っていても、若さ故に思慮が浅はかであっても
そこから議論が生まれることで、論者は知識をつけ成長するんだと思う。
『ったくこれだから若いねぇw』で終わっていたら、
育つもんも育たないし、若者をダメにしていくと思った。
ディベートが当たり前の風土がないと、
日本は斜陽に歯止めかからないんじゃないかな。





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2007.12.14 | | Comments(3) | アメリカ渡航記

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