第四話 沈黙の音を、聴け
マディラを経由しラスパルマスに着いたポルトガル商船は、
さとうきびと砂糖の積み込みにおおわらわ。
しかし、すぐ後ろに黒い帆船がこっそりと追尾していたことなど
一行は知る由もなかった。
夜、シータを探してジャックは港へと歩いていた。
「シータ。…シータ?」
遠くのほうで桟橋の上に座っているシータを見つけた。
あんなところに居たか。ったくあの女は手間をかけさせやがる。
近づいてみると、シータの服は濡れていて少し泣いていた。
文句をいう気が失せたジャックは、黙って傍らに立った。
なんとなく元気づけようと思ったのか、ジャックは話始めた。
「昔、ガキの頃に生き別れたオヤジがいるんだ。
海賊稼ぎを生業にしていて、朝からラム酒を煽ってた。
何日も海に出て帰ってこない事がしばしばだったな。
その間ボクは歓楽街の女たちのお世話になっていたもんだ。
ある雨の夜、オヤジは酒場にすごい音を立てて入ってきた。
濡れた服もそのままに、マスターから渡されたラムを煽った後、
傍らに居たガキのボクにこう言った。
”俺は今から…海底神殿アトゥンを探す旅に出る。
そこには財宝がたっぷりだ。見つけたら世界一の海賊になれる!
大体目星はつけてあるんだ…ラスパさ。じゃあな、ジャック。”
そういって、雷鳴の轟く雨夜の中、
オヤジは出て行ったきり帰ってこなかった。
こうしてラスパに来てみても…オヤジの気配ひとつしねーなw
まぁ、そんなもんよw」
へへっと笑いながらウイスキーを煽り、
ふとシータに目をやると険しい表情で俯いていた。
「船旅の最中、少しずつ思い出してきたの。
私の国で何か紛争があって…。次々に人が死んでいったわ。
私はその国の王女だった。」
「このペンダント、月光に反応して光ったって言ってたわよね。」
ジャックは黙って聞いている。ペンダントを外しながらシータは続けた。
「魚の形…。海に入れたらどうなると思う?」
そう言って、シータは魚型ペンダントを海に浸した。
その瞬間、波間を見えない衝撃波が走った。
「な、なんだ、今のは!」
ジャックは驚いてシータの腕をつかんだ。
シータは落ち着いて続けた。
「ジャック、海に潜ってペンダントの声を聞いて。」
弧に包まれた気分で、ジャックは華麗に海に飛び込んだ。
肩をすくめてため息をひとつつき、息を溜めて、海に潜る。
ペンダントから鳴り響く”声”は衝撃の事実を語るのだった…
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そうそう、だいぶ前の話ですが。
途中で改装プランを変えたものの、ついに4月4日に改装R3になりました。
いえーぃ。
見たい人は、また遊びに来てくださいましー。

ぼちぼちフェリアもカーニバルも終わっちゃうねぇ…。
色んな動物たちや、鶏少年、この猫もいなくなっちゃうのかなと思うと寂しい。
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2007.04.09 | | Comments(0) | 航海日誌 ■






